2014/02/07

sunshine



早いもので、娘ももうすぐ生後7ヶ月!大きな樹の様にじっくり成長して行く彼女になす術無く、ただただお世話する事に必死な毎日です。

先日、空一面を雲が覆い寒く静まり返っている午後に、一瞬だけ太陽の陽が射したのでふと庭を見ると、背の高い木に止まったヒヨドリの羽根のふちが輝いていました。

濃灰色の曇り空がかえって陽を強調したのか、妙に木々もくっきりと背景から浮かび上がっていて、そこだけ現実から切り離されているかの様な景色でした。じっと見入って、なぜか春が訪れた様なあたたかい高揚を感じました。

これ以上に工夫の無い例えはないかもしれませんが、娘の見せる笑顔はまさに太陽の陽です。風の強い日の空の様に刻一刻と変化する彼女の感情の起伏に、本当にへとへとになる事もありますが、時々にみせる笑顔や笑い声は文字通り一瞬ですべての疲れを吹き飛ばします。何もしかけの無い、シンプルなコミュニケーションの最高に幸せな型なのでしょうね。

そしてすぐに陽はかげり雷鳴が轟き、傘が無い、靴も無い、肩にかかる重みは子泣きじじいのごとく、睡眠不足で体力も限界!な状態に即座に陥ろうとも、また次にやってくる一瞬の陽の光に救われながらやり過ごしております。